GIRO米プロジェクト

◆ジローラモの想い

ジローラモのそばにはいつも農業がありました。祖母の米作りを幼い頃から手伝っていたのは大切な思い出。ナポリの家では、お米を使った料理は“特別な日”のごちそうでした。 日本に来てから30年。 義理の父の故郷である福島・会津美里町を訪れるたびに、かつて賑わっていた田んぼや家が荒れ、人の気配が薄れていく現実を目の当たりにしました。 「このままではいけない。」 「自分にできることがあるはず。」 そう感じた瞬間から、ジローラモの挑戦は始まりました。 地域に根ざし、心を込めて米づくりを続けるパートナー農家と出会い、立ち上げたのが【GIRO米プロジェクト】です。 一粒のお米に、人の想いと土地の恵みを込めて。ここから、もう一度“お米のある暮らしの豊かさ”を届けていきます。

-GIRO米プロジェクトの軸-

◆Mission(使命) -農業再生 & 地方創生- ・エシカルを軸に生産から販売、体験、地域活性まで一貫した支援。 ◆Vision(目指す未来) ・日本の食料自給率の向上を加速させ、国民が幅広く農業を体験する文化を創出する。 ・エシカルで持続可能な農法を目指し、100年前の力強い日本の土と水を取り戻す。 ・地方の食と文化を再発見し、その価値を可視化。都市と地方を結び、海外にも発信していく。 ◆Value(提供価値) ・農業体験 × 観光 ▶ 新しい価値の創造とその価値の拡散による継続性のある人流の構築 ・生産者支援の体制構築 ▶様々な農業体験の機会を仕掛け実行し農業関連人口の増加を促す。 ・継続性のある商流の確立 ▶生産者と消費者が信頼関係で繋がる仕組みの構築。 ・企業と農家を結ぶ ▶企業の社会的役割の観点からの農業への取り組みを強化をサポート

【活動領域】

① 生産支援 -“作る”を力強くサポート- ・人手不足解消 ▶年間を通じて農家の人手不足を補い、都市部からの人流を促進。 継続的な農業体験イベントを開催し、宿泊事業とも連動させることで、観光客も農作業に参加できる「体験型農業モデル」を構築。 ・エシカルな農業支援 ▶農薬や化学肥料の使用を最小限に抑え、それぞれの土地に適した持続可能な栽培方法を推進。 GIRO米パートナー農家同士でノウハウを共有し、エシカルで環境にやさしい農業の発信を目指す。 ・新しい取り組みへの挑戦 ▶最新の機械やスマート農法の導入により作業効率を高め、生産性を向上。 肥料づくりを含む循環型ビジネスモデルを構築。 ② 販路開拓 - 生産者の販売サポート- ・GIRO米ブランド認証 ▶風味や味わいを最重視しつつ、各農家の個性を活かす。 産地、品種、生産者の職人技、拘りや想いといった“ストーリー”を価値の源泉とし、GIRO米ブランドとして認証、発信。 ・企業向けOEM・ノベルティ展開 ▶企業の理念や文化、訴求ポイントを踏まえ、GIRO米をオリジナルパッケージで提供。 周年記念品や社内ギフト、顧客向けノベルティとしての展開を通じて、企業のブランディングと地域農業の価値向上を両立。 ・販路の多様化 ▶生産者と飲食店、小売店が直接つながることが、安定した商流に不可欠。 加工品開発や海外市場への輸出展開など、販路の拡大を包括的にサポート。 ・ブランド発信 ▶メディア・SNS・イベントを通じてブランド価値を高め、生産者や地域の魅力を発信。

GIRO米プロジェクトチームから皆さまへ

私たちGIRO米プロジェクトのメンバーは、ジローラモ氏の「日本の価値を守る」「日本への恩返し」という想い、そして「絶対に諦めない本気」の姿勢に心を動かされ、集まりました。 私たちは、日本全国の農家の皆さまに少しでも貢献できる存在でありたいと考えています。 GIRO米プロジェクトでは、良質な慣行米や特別栽培米を数多くご紹介するとともに、“おいしさ・健康・環境”を意識したエシカルな農法にも積極的にチャレンジしてまいります。 現在、世界の人口約80億人のうち、7億人以上が深刻な飢餓状態にあると言われてます。つまり、およそ10人に1人が日々、十分な食事を得られない状況にあります。 これからの数十年、世界的な食糧危機がますます深刻化する中で、日本の米をはじめとする農産物・海産物の価値は、さらに高まり、より重要な存在になると私たちは信じています。 それは、私たちの子どもや孫の世代に受け継ぎ、守り続けていくべき日の“宝”です。 今後は、GIRO米のパートナー農家やプロジェクトサポーター、メンバーの輪をさらに広げ、 より多くの仲間とともに歩んでいきたいと考えています。 ジローラモ氏と、日本中の老若男女の皆さまが元気と笑顔にあふれる世界を共に創り上げられれば幸いです。 ジローラモ氏とともに日本各地を巡り、あの名曲「ふるさと」の歌詞に描かれるような、懐かしく温かな光景の中で皆さまとお会いできる日を心より楽しみにしております。 末永いご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。